職員を知る
英 りま|杜の家やしお 生活支援課 課長/理学療法士・介護福祉士/1999年北海道生まれ/リハビリテーション科学部卒業
福祉楽団には9名のリハビリテーション職(リハ職)がいます。「リハビリ」と聞くと病院で行うものを想像する人が多いと思いますが、「自分でご飯を食べる」や「トイレでズボンを下ろす」など、普段の生活で何気なく行っていることも、福祉の現場では「リハビリ」と捉えています。“日々の暮らしのなかでリハビリになることは何か”をチームで考え、コツコツ継続したことで、寝たきりの状態で入居された人がトイレに行けるようになったケースもあります。できなかったことが、できるようになる。入居者さんの「持てる力」に、リハ職だけでなく多職種で注目し、それを最大限に引き出すケアを実践しています。
リハビリで身体機能が改善されると、心の元気を取り戻すことにもつながる
福祉楽団ではリハ職、介護職、看護師、保育士のどの職種も「ケアサービスワーカー」と呼んでいます。視点が異なるだけで「ケアを考え “くらし”を良くする」というミッションは共通しているからです。今後は、これまで以上に拠点間で情報交換を行い、横のつながりを強め、それぞれの取り組みの良さや改善点を取り入れていきたいです!
ケアの好事例を法人全体で共有する「ガクダンアワード」も多職種がノミネートされる
ケアサービスワーカーはケアの実践のほか、さまざまなプロジェクトへの参画など、やる気さえあれば多くの経験を積むことができます。私自身は、各拠点の好事例を共有して表彰する「ガクダンアワード」の企画や職員研修の企画、新卒採用のイベントなどに携わりました。常に挑戦をしている法人だからこそ、職員の挑戦も応援してくれる環境が整っています。
自分たちで考えた2年目研修のプログラム。当日の運営も携わる
英 りま[25]はなぶさ・りま
生まれ育った北海道から埼玉県に来て、あっという間に入職4年目です。猫とのんびり2人暮らし。2024年には介護福祉士の資格を取得しました。次は何を勉強しようか考え中です。
神社の由緒を知るのがとても面白い!
寝る前のルーティーンは窓際で夜風にあたりながら本を読むこと。気分転換したいときは神社に行きます。パワーをもらえる気がして……(笑)。イチオシは長野県にある戸隠神社です。