WORK

仕事を知る

農林福連携スタッフ

人も地域も自然もケアすることで、「地域の30年後の風景」をつくります。

自然の中ではたらく

高齢化や地域人口の減少などで農林業の担い手は不足しています。手入れが難しくなった「畑や里山」と、障害者や刑余者など生きづらさを抱えている人の「就労支援」をつなげることで、人も地域も自然もケアすることができます。このような取り組みを通して「地域の30年後の風景」をつくっていくのも福祉の役割です。

障害のある人たちと一緒に「ポテカルゴ」に乗ってサツマイモを収穫する

「栗源第一薪炭供給所」(通称1K)では、農業・林業と福祉を組み合わせて、放置されてしまった畑や森林の管理を行っています。農業の分野では、高齢化や担い手不足で管理が行き届かなくなってしまった地域の畑を借りて、障害や働きづらさを抱えた人も一緒に、千葉県香取市特産のサツマイモをつくっています。近隣の農家さんにイチから教えてもらいながら、みんなで一緒にがんばっています。収穫したサツマイモは、「スイートポテト」や「いもラテ」にして、敷地内のショップで販売。「1K good neighbors(イチケーグッドネイバーズ)」というブランドを展開し、サツマイモの楽しみ方を提案しています。地域全体を盛り上げるきっかけとなれるよう、これからもたくさん売っていきたいです。