仕事を知る
食を通じて健康を支え、最期まで口から食べていただくことを目指します。
栄養マネジメントは利用者の健康を支えるとても大切なケアです。栄養データをもとに献立を組み立てるだけでなく、利用者本人やご家族と相談しながら一人ひとりに合った食事の内容や形態を考え、最期まで口から食べていただくことを目指しています。また、食のイベント企画を通じて利用者が楽しめる機会もつくっています。
食事のときのみなさんの笑顔が、日々のやる気につながります
生活を整え、“くらし”を良くするには、その人を知ることから始まります。“食”がそのきっかけの一つです。ある利用者さんが、「私の家は、『料理が美味しい』って、たくさんの人が集まる家だったのよ。知り合いのお葬式の時は、天ぷらを100人分作ったりもしたわ」と嬉しそうに話されました。この会話から人となりを少し知ることができます。“食”をきっかけに、入居者さんの過去や今の心情を知ることができるのです。言葉に出さなくても、表情や食べる速度で「これは好きなのかな」と気づくこともあります。それをチームで共有し、その人を知っていくことがまた良いケアにつながっていきます。